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『桃太郎電鉄』シリーズが終了か!?

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桃太郎電鉄というのは、1988年に登場したファミリーコンピュータ用のゲームソフトで、ボードゲーム形式の誰にでも楽しめる内容となっており、幅広い年齢層から指示されてきたハドソンの看板商品シリーズのひとつである。
そんな大人気を博した桃太郎電鉄がついにシリーズ終了となってしまうかもしれないという。
ニコニコニュースより
→ ゲーム『桃太郎電鉄』シリーズが終了 コナミによる買収でクリエイター離れ原因

リンク先のニコニコニュースに書かれていますように桃太郎電鉄の生みの親とも言える監督のさくまあきらさんは「小池一夫のニコニコキャラクター塾!」の中で、このように発言されています。
「(ハドソンには)10年間僕と一緒にゲームを作ってきた優秀な連中がいたから、ゲームを作ってこられた。だが、この4人のトップレギュラーのうち3人が新しい会社は息苦しいと言って辞めた と語り、「あのメンバーを作るのに10年かかった。同じものをまた作るのは難しい」と終了に至った経緯を説明。

このさくまあきらさんの言葉から、最近の企業のあり方に対するちょっとしたイヤミを感じてしまいました。企業のあり方…という表現では少々的が大きすぎるかもしれませんがつまりは企業の中で働いているのは人である、ということがないがしろになってはいないか?という事です。(捉え方は人それぞれだと思いますがw)
GIZMODOでは、「Googleの企業買収はなんと週1社のペース」といったエントリーを見つけられます。オリンパスの巨額損失隠しにも企業買収がその隠れ蓑となっていました。「企業を買収する」といった事が最近目立つようになってきたと思うのです。もちろんそういった企業買収というのは目的もそれぞれにこれまでも行われてきたと思います。しかし、買収された企業というのは、その目的に合わせて何らかの変化を余儀なくされているわけです。

今回、さくまあきらさんと共に歩んでこられたパートナーの方達がどういった経緯で離脱することになったのか、この記事からは判りませんんが、そこには何らかの組織的な変化が起こった事を想像することができます。組織を超えたパートナーシップを築き上げ、互いの信頼あっての創り上げられる商品。あいつがいるからこの仕事が出来る…という関係。なんだか当たり前のようで、しかし最近ではただの理想として有耶無耶になってしまっているような。

必要な技術や特許が手元になければ企業ごと買い集めてくるような世の中になっていった現代で、そこに携わっている人達の心意気というものはないがしろになってはいないだろうか?そんな心配を外野席ながらついついしてしまいたくなります。

誰がやっても変らない仕事も多くあると思います。しかし、この仕事はこの人でないと…ということもあるわけです。企業としては、そういった代えの利かない構造は避けるべきなのかもしれません。とはいえ、会社組織の中に発生する全ての業務を機械化することは無理でしょう。ならば、そこに携わる人のココロというものも大切にしなくてはいけないのでは?なんて考えてしまいます。

企業である以上、収益を上げることが大きな命題として掲げられるわけですが、稼ぎを優先するあまり短絡的な戦略をチョイスしてしまい、長期的な展望が描けないといったといった本末転倒になることもあるわけです。

さくまあきらさんに対して「融通利かねえなぁ…」とか「細かいこと気にすんなよ…」といった意見を持たれる方もあると思います。しかしながら、このメンバーが揃わないのならこれは出来ない、という団結力のようなものが頑なに守られてもいいのでは?なんて思います。

新しいメンバーを受け入れることで、また新しい展望が見い出せることもあるでしょう。しかしながら、今回は受け入れない判断をされた。ひょっとしたら、メンバー以外の部分にも続けられない理由があったのかもしれません。(というか、あるのだと思います)
ここは、一大ムーブメントを引っ張ってこられた中心人物の気持ちを汲み取ってあげるトコロかな、なんて思います。ここで全くの終わり!というわけでもないでしょうし、またちょっと気分を変えて違うものにチャレンジされてみるのも面白いと思います。(会社はそうもいかないかもw)

健康的な不安も拭い切れないことと思いますので、ここいらでちょっとペース配分を調整し直されて、改めて次の流れへとつないでいただければ、と思います。

このこだわりを見習いながら、まだまだこれからのご活躍をお願いさせていただきたいと思います。


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