オーストラリアの老舗ハードロックバンド「AC/DC」
すべての作品を米アップルの音楽・動画配信サービスiTunesから発売が決定!
ヤフーニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121120-00000031-reut-ent
iTunesが、また一歩配信サービス定着の一歩を大きく踏み出したといえるこのニュース。
ミュージシャンの音源に対する取り扱いの認識はますますデジタルデータを無視できなくなるのか。
AC/DCといえば、1970年台から絶えず第一線で活躍されているハードロックバンド。
日本国内においては、音楽好きの間でこそ認識されているものの
今ひとつ知名度を広げることに成功しているとは言いがたい部分もある。
とはいえ、その存在に気付いた者に対しては、計り知れない衝撃を与えてくれるその音楽性は
現在も一貫してミドルテンポの楽曲にあらわれているといえる。
アンガスとマルコムのヤング兄弟を中心に結成されたこのバンドは
初代ボーカルのボン・スコットとの死別は広く認識されているが
その他のメンバーが結構入れ替わっていることを知人は少ないのではないだろうか。
全世界でのアルバム総売上は2億枚以上とも言われているAC/DCが
iTunesにて、すべての楽曲をダンロード販売することを許した背景については
まだまだ情報不足であり、その詳細について触れることは出来ませんが
ともあれ、これだけの存在感を持ち、現在も尚、新たなファンを獲得しつつあるビッグネームの
ダウンロード販売着手は、双方にとっても共に有益なサインを交わしたのではないか。
売上の桁が違いすぎるので別世界の話に感じられるが
これだけの大物バンドですらダウンロード販売を無視できなくなってきた時代背景を
これから売りだそう!としているこれからのミュージシャン・アーティスト達も
オンライン販売に対しての認識を大きく変える必要があるのかもしれない。
インターネットを活用することで、アーティストとリスナーの距離は
大きく縮まる事から、身近に感じられるその存在感を、どうコントロールして
ライブ会場へと足を運んでもらうのか、その為の戦略はまだまだこれから練っていかなければいけない。
ミュージシャンという職業のあり方が大きく問われる時代の到来といえるだろう。