今更になって気になり出したハイレゾ音源とやらについてあれこれと考えてみました。
CDの音質には、やはり限界があったのか?
そもそもデジタルで音楽を楽しむことに無理があったのか?
などとぼやいてみましても、所詮は素人の考察でござりますので期待なさらずに(笑)
随分と前にボブディランがCDの音質に対して文句を言っていたなぁ…なんて検索していましたらありましたありました。
取り急ぎ、濃厚と思われるブログさんをリンク。
→
怒りの涙:ボブ・ディランのオーディオ・スキャンダル: HEART OF MINE
こちらのページによりますと、ボブディランが自身の作品に対してご不満が爆発したの云々かんぬんとあります。
文中で引用されている外国の方によりますと、LPとCDを聴き比べたところ、その差は歴然とのこと。
さらに読み進めてみますと、どうやらこの方はコンプレッサーやリミッターによる音の圧縮がその原因とにらまれたようです。
あ、そっちですかw
音の圧縮も確かに音質に影響しているのは事実でしょう。しかし、わたくしはてっきりサンプリングレートの方に気をとられておりました(笑) 16bit/44.1khHzとかなんとかいうやつです。大雑把に言ってしまえば22.05kHzまでの音を収録できますよってことらしいです。
通常、よく見かけるCDがこの規格に則って収録されておりまして、一般に見かけるオーディオ機器あたりもその影響からか、20Hz~20kHzを再生出来ますよ!ってものが主流のようです。
で、肝心の人の耳はどの程度の範囲まで聞こえているのか?ということですが、こちらも一応20kHzあたりが限界らしいんですね。
参考までに
wikipedia「耳」>>音の感知
「人の耳が20kHzあたりまでしか聞き取れないのならCDに収録するのもその辺でいいでしょ?」→「でしょうw」なんて会話があったのかは定かではありませんが、まぁひとつの指標とはなるわけです。で、その規格で世の中に飛び出してきたわけです。
しかし、どうも受け入れてくれない人がチラホラいたりしたわけです。
その結果、もうちょっと上のほうの音も入れてみっか!ってなったんでしょうね。(もちろん技術的な制約もあって、こんな軽いのりで話が進んだわけではないでしょうがw)
そんな話の流れがあったものですから、てっきり収録されているダイナミックレンジがCDの音質に大きく影響しているのかな?なんて思っていたわけです。
実際、高音域を持ち上げてやることで低音域のツヤがよくなったりするのは多くの方が実感されていると思います。となれば、可能な限りたとえ耳には聞こえていなくとも高音域のデータも収録してやれば音質は向上するのでは?ってなるわけですね。
その結果、ハイレゾ音源なんてものがじわじわとその存在を知らしめているのかな、と。
で、この事に加えて冒頭の「音の圧縮」という要素を含めることで何かが導かれるのかもしれません。
ただ、音の圧縮については出来上がったCDを聴く側にとって修正のしようがありませんけどね(笑)
音質の向上については、これまでもこれからも多くの専門家があれこれと試行錯誤してくださることでしょう。
収録するときのビットレートや、楽器の選択。再生する側の環境とすべてがハイレゾに対応してやっとその真価を確かめれられるものなのだと思います。
素人には及びもつかない細かい点まで考慮して、音楽が本来持っているポテンシャルを楽しめるのか。
それとも、結局アンプラグドで生演奏を聴くしかないのか(笑)
ライブにはライブのよさがあり、お化粧をした音源には音源の良さがあってほしいものです。
なんだか支離滅裂になってしまいましたが、も、ちょっとハイレゾについて勉強していこうかと思います。
ではでは。